今年度も年に1回行われる訪問看護活動報告会を2023年2月16日・17日に開催しました。
今年で6年目になります。今年度のテーマは終末期への取り組み、難病への取り組み、認知症への取り組み、医療安全への取り組み、地域連携への取り組みの5つです。昨春からテーマ選定を行いそれぞれ準備し、各拠点で話し合ってテーマを決め取り組みました。
今年度は業務提携をしているスターク訪問看護ステーション様の職員の方々もご参加頂き、ガイアメディケア社員含め両日ともに100名を超える参加者となりました。発表から他拠点の職員の取り組みを知り、活発な意見交換がなされました。普段はなかなか会うことが出来ませんが、お互いの取り組みを参考にし、ともに在宅で頑張っている仲間がいることを心強く感じることが出来ました。
また、3月以降にご入職が予定されている方々にもご参加いただきました。訪問看護が未経験でご入職される方が多いため、少しでも訪問現場がイメージできるようにご参加いただきました。会の終了後には、配属予定先の職員と交流の時間を設けました。
今年度も訪問職員みんなで良かった拠点を投票で選びました。投票の結果、金賞に選ばれたのは『適切なアセスメント介入が行われるようにするための、アセスメントツールの作成と活用』でした。看護師がご利用者様宅へ伺う頻度が少ないアセスメント介入する際に、ご利用者様へ注目すべき点に看護師の経験によって左右されないように拠点内で工夫しながら作成した取り組みです。銀賞は『インシデントレポート提出の取り組みについて』、銅賞は『看取りにおける意思決定への関り』でした。選ばれた拠点の皆様おめでとうございました。
訪問看護活動報告会を通じて、各事業所の取り組みや発表の質が上がってきており、会社全体での底上げがされていると感じています。
今後も複数拠点があることのメリットを活かして、質の向上に努めてきたいと思います。