お世話になっています。
ジメジメとした日々から一転して暑い日が続きますね。
さて先週、7月の総合職研修として「制度研修」が行われました。
介護保険、医療保険と訪問看護には欠かせない制度の実践的理解を目的とした研修です。
療法士や看護師だけでなく事務担当者も多く参加、総勢60名近くの参加者が集まりました。
講師は渋谷副部長です。
講義は2部構成で、前半は介護保険制度や医療保険制度の基本的な内容の確認から
「この疾患の場合の適用保険は?」「特別訪問看護指示書の場合は?」
「特定医療受給者証所持の場合は?」「民間施設に入居している場合は?」
といった応用までをまずは学びました。
また訪問看護自費サービス利用時の注意事項や
8月から施行される介護保険の負担割合の見直しに関する対応等までを学びました。
後半はケース別スタディーとなり、前半で学んだ知識を実際に活かす実践的内容です。
全部で15のケースは、実際に当社でこれまで締結されてきた契約から間違いやすい事例、
極めて稀な事例までが網羅されていたため、ベテランの参加者にも勉強になったのではないでしょうか。
病院と異なり、訪問看護ステーションでは契約に関するやり取りにも
療法士や看護師が、ある程度関与していかなくてはなりません。
そのため介護保険や医療保険の理解は欠かせません。
特に介護保険は、訪問看護未経験者にはなじみが薄いため
しっかりとした学習が必要となります。
また、保険制度は随時改正されますので、継続的な学習が何より必要です。
今後も、このような研修機会を活用し、ご利用者様のお役にたてるサービスを提供していきます。