いつもお世話になっております。荻窪事業所の森山です。
9月29日、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 老化制御学系 口腔老化制御学分野 准教授 戸原 玄先生をお招きし、講演していただきました。
テーマは「摂食・嚥下障害の評価と訓練の実際」です。数多くのセミナーや講演の講師を務められ、「摂食・嚥下と誤嚥のメカニズム」や「精神疾患の摂食嚥下障害ケア」といった著書も執筆されていらっしゃる先生の貴重な講演が聴けるとあって70名以上のスタッフが集まりました。
先生が実際に診察された症例をVE動画も交えて講義してくださいました。
私たちが日々の訪問で生かすことのできる「一見して得られる情報」についても詳しく学ぶことが出来ました。講義の中、実際に様々なシチュエーションで水を飲んでみました。一生懸命に状況設定を行い、むせ込むスタッフもいました。実体験の中で理解を深めることが出来たと思います。また、開口訓練も実際にやってみました。
摂食・嚥下障害は高齢者が在宅療養生活を継続していくためには重要な問題であり、私たちの日々の訪問でもとても身近な問題です。看護師、リハ専門職ともに必要な知識であり、スタッフ全員が真剣に耳を傾けていました。実践に結び付けられるように今後も学びを深めていきたいです。
今後も地域の皆様に少しでもお力になれるよう、私たち一同、日々研鑚して参ります。