いつもお世話になっております。OT渋谷です。
10月から文部科学省「超高齢社会における内部障害を有した要介護者に対するコメディカル専門人材養成プログラム」に参加させていただいております。今回は10月14日に実施された第4回目の研修のご報告です。
テーマは「行動科学」、早稲田大学の岡浩一郎先生にご教授いただきました。
リハ専門職が行動科学を学ぶ機会はあまりないと思いますが、臨床に直結する、とても必要な知識でした。今まで経験的・感覚的に行ってきたことが体系的に説明されており、自身の臨床を振り返り納得する場面もありました。
健康に対して必要な行動を獲得するためにはいくつもステップがあること。それを段階的にひとつずつ獲得していくことが重要で、基本的に「自分」が決めて動かない限り行動変容は起こらないことなどを学びました。臨床のみならず、予防分野でとても重要になってくるとも感じました。
今後更に深く学んでいきたいと思います。