いつもお世話になっております。
新宿サテライトの倉科 巧です。
10月28日に実施されました、「文部科学省中核的専門人材養成等の戦略的推進事業」内部障害病態学5・6の報告になります。研修内容のテーマはCOPD(慢性閉塞性肺疾患)における運動療法です。
講義内容は
・運動療法の有効性
・呼吸リハビリテーションの実際
・身体的・経済的効果
・栄養療法
・便通の調査
・現状と問題点
・今後の展望
・排痰補助装置
であり、COPDに対するエビデンスを交えながら上記の項目をお話し下さいました。
COPDの栄養面での問題について学びました。
療法士は運動機能に目が行きがちですが、COPDの生命予後には、特に栄養管理が重要です。
在宅では管理栄養士の介入はまだまだ不十分で当社でも課題に感じています。
まずは療法士や看護師が栄養に対する視点を持ち、食事回数や食事の工夫などある程度の知識を持つこと、また、必要に応じて栄養士等の専門家につなぐことの対応が必要だと感じました。