2017.11.10 第3回 若年経験層フォローアップ研修
こんにちは。荻窪事業所の理学療法士のTです。
11月10日に「第3回 若年経験層フォローアップ研修」で「徒手療法評価治療とクリニカルリーズリング 後編」についての研修が行われました。講師は教育研修グループの倉科グループ長です。
まず、研修内容の概要を紹介します。骨粗鬆症による胸椎圧迫骨折後の腰背部痛を例に、基本情報や動作観察から仮説を立てて、実際の脊柱の機能的評価や触診の実技を実施しました。さらに、それらのアセスメントに基づく治療プログラムの考案・実施⇒再治療プログラム、といったプロセスも学びました。
実際に脊柱の触診や評価をに実施してみて、セラピスト自身の重心移動の仕方や脊柱の固定の習得に時間を要しました。
正しくアセスメントを行い治療プログラムを考案していくには、まず評価技術の習得が必要と思います。
今までは利用者様に腰痛がある、と言われると筋・筋膜系が原因と考えがちでしたが、今回の症例のような骨・関節系やあるいは内科的な要因も視野に入れて考察し、幅広く評価すべきだと学びました。まずは、今回の触診技術の復習をします!