2017.11.16 第7回 定期研修_中枢疾患に対する在宅リハビリテーション介入のポイント②
こんにちは。
練馬事業所 理学療法士の大森です。
今回の定期研修は、「中枢疾患に対する在宅リハビリテーション介入のポイント」の第2回、講師は、さいわい鶴見病院の手塚純一先生です。
第1回目は、脳画像の種類や特徴、脳の解剖を中心に脳画像を活用する上で必要な知識を学ぶことができました。
今回の研修では、実際に高次脳機能障害を呈した症例をもとに初期評価と脳画像所見を読み解き、目標設定やアプローチにどう結びつけていくかをお話して頂きました。
講義の中では、脳画像を診た上で麻痺は経過とともに回復するだろう、という判断ができれば他の問題点に対してアプローチをすることができる、というお話もされていました。
脳の損傷部位、病巣が違えば目標設定やアプローチも異なってくるということに改めて気づくことができ、脳画像を診ることの重要性について深く学ぶことができました。
在宅においても、発症早期や退院間もない等の利用者様に対して、脳の状態を把握することができれば、適切なアプローチ・目標設定に近づけることができると感じました。
私自身、在宅では脳画像を診る機会はほとんどないだろうと決めつけていた部分がありましたが、今回の研修を機会に、脳画像を見る工夫をしていきたいと思います。