今年度も年に1回行われる訪問看護活動報告会を2日間に分けて開催しました。今年で5年目になる報告会ですが、各拠点から症例や拠点の取り組みを発表しています。春からテーマ選定を行いそれぞれ準備してきました。テーマは看取りへの取り組み、難病への取り組み、栄養管理への取り組み、医療安全、リハ適正介入への取り組みの5つから選びました。夫々の拠点で話し合ってテーマを決め取り組んでいきます。
今年はオンラインで両日とも100名近い職員が当日参加しました。他拠点の職員の取り組みを知り、質問することもできます。普段はなかなか会うことが出来ませんが、お互いの取り組みを参考にし、発表会の後も詳細を教えてもらう等で横のつながりも出来ました。他拠点から多くの学びを得て良い刺激になりました。
この報告会では、夫々の報告を聞いて訪問職員みんなで良かった拠点を選びます。当日参加が出来なかった職員も、録画動画を見て投票します。訪問職員みんなの投票をもとに、金賞、銀賞、銅賞を選出しました。投票の結果、金賞に選ばれたのは『訪問現場におけるチェックポイントリストの活用』でした。医療依存度の高いご利用者様へ対応していくために拠点で工夫しながら作成した取り組みです。銀賞は『PEG造設者への肺炎予防取り組みについて』、銅賞は『介入8日間の看取り』でした。選ばれた拠点の皆様おめでとうございます。投票の際に記載する選んだ理由は発表拠点へフィードバックされます。みんなの意見を次のモチベーションへ繋げられるようにしています。
今後も複数拠点があることのメリットを活かして、質の向上に努めてきたいと思います。