7月21日(木)学校法人 日本教育財団 大阪医専 教務部 理学療法学科の三谷有司先生に 『在宅におけるリハ職のリスク管理と記録 』という演題にてご講義頂きました。
ガイアメディケアでは職種の相互理解を大切にしていることもあり、療法士だけでなく看護師のスタッフも参加可能にしています。総勢50名以上が参加し、業務後にも関わらず真剣に聴講しているスタッフの姿を見て、利用者様へより良い医療を届けたいという熱意の高さを感じました。
内容としては、血圧・脈拍・体温・呼吸・浮腫・体重など、バイタルサインや身体所見、基本情報からどのように在宅療養される利用者様の全身状態を管理、変化を予測していくのかを疾患と関連付けながら体系的に学べる講義でした。講義中には、低栄養状態の方に対する運動負荷の考え方についても触れられ、看護師とリハビリ職との協働がますます求められる中、栄養管理をお互いの専門性を活かしながら進めて行く重要性を再認識することができました。
利用者様の全身状態に合わせて、根拠を持った適切な指標を元に運動負荷を調整・記録すること、再評価していくこと。この日々の繰り返しにより初めて運動効果とリスクが可視化できることも改めて振り返ることが出来ました。今後も安全で質の高いリハビリテーションを提供出来るよう、最新の知見を学びながら研鑽していきたいと思います。