2023年5月18日(木) 外部講師をお招きして『パーキンソン病の知見とリハビリテーション・ケアのポイント』についてオンライン勉強会を開催しました。講師は日本教育財団 大阪医専 教務部 理学療法学科の三谷有司先生です。ガイアメディケア社員はもちろんのこと、業務提携しているスターク訪問看護ステーション様からも多数ご参加頂きました。
勉強会の内容はまずパーキンソン病の基礎知識から始まりました。病気の発症メカニズムや神経系の障害、主な症状、最近分かってきている知見についてもご講義頂き改めて理解を深めることができました。治療の進歩、非運動性の前駆症状によって早期診断が今後可能になるかもしれないなどお話があり、医療の進歩に驚かされました。
弊社では全ての事業所でパーキンソン病への介入実績があり、全社的には130名以上のパーキンソン病の方がいらっしゃいます。運動療法や薬物療法、病期に合わせた具体的な介入内容やチームでのアプローチ・ケアについて理解を深めていくことが求められています。これらの知識を実践に活かすためには、利用者様や家族のニーズへの対応について耳を傾け、チーム全体で取り組むことの重要性を感じました。
今回の勉強会を通して、パーキンソン病についての理解が深まり、ケアの質を向上させるための手法やアプローチ方法のブラッシュアップができたものと思います。これからも利用者様との信頼関係を築きながら、最新の研究や治療法にも目を向け、より良いサポートを提供できるように取り組んでいきます。
