赤羽サテライトで拠点長をしております理学療法士の源啓介です。今年の 2 月に実施された弊社の訪問看護活動報告発表会で発表した赤羽サテライトでの取り組みについて、9 月17 日に開催されました「第 42 回東京都理学療法学術大会」で発表させて頂きました。学術大会は北区の赤羽会館と赤羽サテライトの近くの会場でもあり、近隣地域の医療機関や訪問看護・リハの事業所が多く参加されていました。
発表のタイトルは「インシデントレポート提出の取り組み～正のフィードバック・ゼロレベル報告を用いて～」です。インシデントレポート提出は、利用者様のケアにおける重要な側面の一つです。しかし、インシデントレポートを提出することは、ネガティブな出来事として捉えられることが少なくありません。私たちのサテライトでも以前は同様でしたが、正のフィードバックを行い、利用者様のケアにおける成功体験や最善の方法に焦点を当て、共有することに取り組みました。発表は緊張しましが、発表中には参加者から頷いて頂き、「私の職場でも悩んでいて、促し方の参考になった」「良い取り組みですね」と嬉しいお言葉を多数頂きました。
今回の取り組みにより
①スタッフ同士の協力とコミュニケーション・モチベーション向上。
②正のフィードバックの文化が浸透し、スタッフの成長と学習の促進。
③成功体験や最善の方法をスタッフ間で共有することにより、利用者様へのサービス品質向上につながりました。
今後も、この取り組みを活かし地域医療の品質向上に寄与できるよう活動してまいります。